キブン

古着のススメっ!-アメリカ~ヨーロッパ ビンテージ編

僕、ドMなんです …

イケない妄想をしたそこのあなたっ!
かなりの確率でサイトを間違っていますよ。
MはMでも、アメリカ軍の軍用コート「M-48、M-51、M-65 PARKA」が大好きなんです。
その中でも「モッズコート」とも呼ばれる「M-51 PARKA」が大好物っ。
ポイントは色々とあるのですが、個人的に「フィッシュテール」と呼ばれる背中の形状がお気に入りです。
これだけでご飯4〜5杯はいけちゃいますよ。
「コート」なのに、なぜ「パーカ」?と気になるところですが、「フードあるしパーカで良くねぇ?」的な軽いノリで決まったんでしょうね。あくまでも想像ですが…

はじまりはあの映画から

ハマるきっかけとなったのは、あの映画でした。
そう、「さらば青春の光」です。
MODS(モッズ)と呼ばれるお洒落さん達がスーツの上に羽織っていたコートが「M-51 PARKA」なんです。
「M-51 PARKA」を羽織り「Vespa(スクーター)」にまたがる姿が高校生の僕には強烈すぎる衝撃でした。
その衝撃たるや否や初めてエ○本を、、、
いや、まさに初期衝動っ!
何故、イギリスでアメリカ軍のものがと疑問に思われるかもしれません。
「M-51 PARKA」が、朝鮮戦争が休戦となり大量に民間へ放出され、アメリカからイギリスに輸出されました。安価で実用的な「M-51 PARKA」は、反体制の意味も込められ、MODS(モッズ)の間で流行することになります。
特に「Vespa」で移動する際にスーツの汚れを防げるという部分が大きかったようです。

事件は会議室で起きてるんじゃないっ!

日本では90年代に「踊る大捜査線」というドラマが流行し、その主人公である青島氏が「M-51 PARKA」を愛用していたことから「青島パーカ」と呼ばれていた時期がありました。
実際、この頃から「M-51 PARKA」を着てる方をよく見かけるようになりました。
至るところで「M-51 PARKA」をモチーフにデザインされたコートが売り出され、そして、現在ではフードの付いたミリタリー調のコートを「モッズコート」と呼ばれるようになっていったのです。
寧ろフードが付いていなくても、そう呼ばれている場合もありますが。。。
姉さんっ!事件ですっ!
世界的に大きな勘違いが一人歩きしています。
こんなの「ドーナッツ」を全て「ミスド」と呼ぶみたいなものですよ。

ビンテージのススメ!

やはり当時の空気を味わうには、当時のものを着るのが一番だと私は考えています。
古着は汚いとか言われる方もおられますが、そんなものは洗えば大丈夫ですw
リアルにはリアルの良さがあります。
是非、この冬はその世界を体現して欲しいですね!
ビンテージの正しい買い物の仕方については、また別の機会に。
“column:じゃんぼ”
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. リアル神々の遊び。京都から2時間半、南知多で神話の世界を体感できる「つぶてヶ浦」…
  2. 自家焙煎の水出しコーヒー、食べられる紅茶、バーガーにヘアサロン!?京都水族館近く…
  3. ハバネロの約5〜6倍の辛さ! 「キャロライナリーパー」を食す守山の激辛イベントに…
  4. 手作りのインテリアが並ぶカフェレストラン「Moon Talk(ムーントーク)」で…
  5. インド出身のシェフが作るカレーラーメンは健康的でお腹もいっぱい-北大路烏丸「EA…

関連記事

  1. キブン

    僕の上司-酔いどれ譚九杯目

    上司にはいろんな人がいる。優しい上司、厳しい上司、頼りになる上…

  2. キブン

    目指せ国産ワイン通-ワイナリーの楽しみ方「天橋立ワイナリー」

    ソムリエにはお酒が飲めない人がいるらしい。だったらお酒が飲めなくてもワ…

  3. キブン

    困ってなくても神頼み!?

    おみくじ。起源は古く日本では鎌倉時代初期からその存在が確認され…

  4. キブン

    酒場で繰り返されるべき話:酔いどれ譚六話目

    酒場で繰り返されるべき話だいたい30歳を過ぎると、だんだん定期…

  5. キブン

    酒場での失敗談や面白かった出会いをまとめました

    酒の数だけ出会いがある。その場で出会った人と笑いあって酒を飲ん…

  6. キブン

    京都の新しい楽しみ方!アートもフードもごっちゃ混ぜ、お店主催の音楽イベントが面白い

    飲食店にはそのお店の特色があり、趣味嗜好が同じような人が集まりやすい。…

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

4人の購読者に加わりましょう

  1. タビ・アソビ

    文献史上最古の「羽衣伝説」。神秘的な天女の逸話を感じながら、沈むような深い青色の…
  2. コト

    ロームのイルミネーションは地域に還元する企業の姿勢も美しい
  3. タベモノ

    『くるみの木』石村さんプロデュースの奈良『鹿の舟』のカフェ『囀(さえずり)』のス…
  4. モノ・ビヨウ

    イス(座布団)に枕に[無印良品]のヒッコリー座るパイプクッションが使い勝手抜群
  5. タベモノ

    コーヒー好きでもこの発想はなかった-自家焙煎のスペシャルティコーヒー彦根「マイク…
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。