タベモノ

いま行きたい信楽:陶芸家の胃袋を支えた隠れた名食堂『助六』

15人入ればぎゅうぎゅうになりそうな小さな店内に、高度成長期のころは、昼になると100人以上が押し寄せたという『助六』。創業から60年、今なお職人や観光客の胃袋を満たし続ける食堂の変わらぬ味は、信楽の伝統文化のひとつかもしれない。

出汁が決め手のうどん、豊かなかつおの香りを楽しんで

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鳥なんばん550円

5人兄弟の末っ子に生まれた店主の冨岡さん。10代の頃から名古屋、京都などで和食の修行したのち父親の食堂を継いだそう。当時から人気だったのはうどん。和食出身の主人だけあり、丁寧に出汁をとり豊かな香りとまろやかな口あたりに仕上げている。

使用している鰹節は京都の福島鰹。関西の多くの和食店が上品な香りに惚れ込んだ高級品。こちらでは、その香りを活かしつつ、やわらかな風味を出すために、ひと工夫をしているそう。

「出汁をとる際に、真っ赤になった切炭をドボンと鍋にいれるんや」と、少年のような笑顔で教えてくれた。タイミングを間違えると香りを壊し、トゲのある口当たりになりそうなものだけれど、経験と技術が織りなすその一杯からは、そんなものは一切感じない。

関西うどんの隠れた名店の味を、信楽巡りの際にはぜひランチで楽しんで。




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店主の冨岡さん。

丼もののほかカレーうどんにビフライスもおすすめ

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カレーうどん650円

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ビフライス750円。チキンライスのビーフバージョン

ショップデータ
お食事処 助六
■電話:0748-82-0314
■住所:滋賀県甲賀市信楽町長野835-3

““Plan,Coverage:Jumbo、Text,Photo:中川 直幸””




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