神戸、宝塚に隣接する田園都市三田。1990年代に都市開発により人口が増加したけれど、すぐ近くに林や川がある自然と調和した街。ここに森の中で、四季を感じながらコーヒーを楽しめるカフェ「吹上の森」がある。
自然と調和した森の中
国道を走っていると、急に現れる森。森には、積まれた石でできた門があり、奥へ伸びる道がある。道の途中には、店主の趣味だというアンティークの椅子がエクステリアとしておかれていたりする。店内にも古道具はレイアウトされていて、どこか懐かしさを感じられる。
席から見える庭は、少しだけ手が加えられているようだけれど、雑草や花が自然に生態系を作り上げたよう。街にいながら非日常を体験できるスポットとして、営業日は待つ人がでるほどの賑わいだ。
非常に甘いぜんざい-つまむ用の塩昆布も美味
あずきがたっぷり入った、食べるタイプのぜんざい。丹波産の小豆を使用したとても甘いぜんざいには、ふんわり仕上げたマロンクリームがフロートしています。お口直しとして用意された塩昆布は、ぜんざいの甘さとのコントラストでクセになりそう。
またこちらで供されるコーヒーは、ブラックでも飲みやすい、を心がけて作られているようで、miwaブレンドというそうです。
その他、ランチにはサンドウィッチなども用意されているので、神戸巡りの前にちょっと腹ごしらえをするのもいいかもしれません。
吹上の森
■住所:兵庫県三田市三輪1013
アトリエパーシモンの向かいの門の奥の森の中
■電話:079-555-6737
■Close:火曜日-金曜日
■営業時間:営業時間 11:30~16:00(LO)
■駐車場:あり
■HP:http://fukiagenomori.com/
“Text,Photo:中川 直幸”