滋賀県と三重県の県境。陶芸の町信楽から車で20分ほど走ったところにある『cafe noka』。全国から取り寄せたこだわりのカトラリーで、厳選されたコーヒーや紅茶が楽しめる。併設されたギャラリーでは、焼き物を中心に様々な作家の作品が集められており、気に入ったものは購入も可能。
山奥で洗練された味わいに親しむ
白を基調とした店内には、木製のインテリアをセンス良くレイアウト。テーブルごとのスペースもゆたりと確保されており、周りを気にすることなく友人たちと会話が楽しめる。飲食スペースは土足厳禁ゆえ、スリッパに履き替えるので、ブーツなどで訪れる際はご注意を。
店内にほのかに漂うコーヒーの香りは、岐阜県の「カフェフランドル」で焙煎されたもの。柑橘系の爽やかな酸味が特徴の深煎り「ケニアAA」のほか、独自のブレンドコーヒーが1杯450円から楽しめる。
紅茶は、芦屋のMUSICA TEA。大阪の堂島で創業したこちらは、商社を通さず、独自ルートで茶葉を輸入し本格的なポットティーを日本で初めて提供したとされている老舗。滋賀と三重県の県境の山奥でこの紅茶が楽しめるのは、それだけで貴重な体験かも。
旬のフルーツや、MUSICAの茶葉を使ったケーキやクッキーはすべてnokaオリジナル。舌の上で季節を感じる、香り豊かな味わいを楽しんで。
使用しているカトラリーは一部購入可能
野田琺瑯の保存容器、松徳硝子のうすはりグラス、など使用しているグラスは職人メイドのこだわりのものばかり。こんなものに囲まれて暮らしたいなと、女性なら誰もが憧れるはず。こちらでは、店内もしくは併設されたギャラリーで一部購入可能だそう。お茶を楽しんだ後は、ゆっくりと店内と併設されたギャラリーを確かめてみて。
cafe noka
住所:三重県伊賀市丸柱1650
電話:0595-44-1911
営業時間:11:00-17:30(L.O.17:00)
Close:火曜日
HP:http://www.gallery-yamahon.com/
“Text:Taico,Photo:中川 直幸”