タビ・アソビ

すすきの見頃を過ぎ、現実離れした赤茶色の色彩が美しい兵庫県「砥峰高原」へ-ノルウェイの森の撮影現場

秋気漂う、今日この頃。週末から来週にかけて京都も紅葉のピークを迎えそう。すすきの見頃も過ぎ、山の端から徐々に赤や黄色に色づき、葉を落とす木もちらほら。京都市内から車で約3時間、兵庫県「砥峰高原」も、他にもれず赤茶色に染まっているけれど、今なら油絵で描いたような風韻豊かな景色が楽しめる。

豊かな植物が織りなす油絵のような絶景

img_2607%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc

道路も整備されアクセス良好な「砥峰高原」。10月下旬、黄金色に輝く夕映えのすすきは有名だけれど、すすきのピークを過ぎたこ時季も見逃せない。夜鷹山の緩やかなワインディングロードの先には「ミッドナイト・イン・パリ」よろしく、絵画の世界に迷い込んだかのような幻想的な赤色の高原が広がる。

このような色になるのは、高山植物と湿原地帯に群生する多彩な植物のおかげだとか。スミレやノアザミ、ウツボクサにオトギリソウ、中には絶滅を危惧されるムラサキミミカキグサや、オオミズゴケも。食虫植物のモウセンゴケも確認されている。また初秋にはハッチョウトンボという県レッドリストに登録されている、真っ赤な体の美しいトンボも多く見られる。

どこから撮影しても綺麗な写真が撮影できるフォトジェニックな場所なので、映画やドラマの撮影地になるのも頷ける。

img_2564%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc img_2570%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc
img_2575%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc img_2585%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc

ひと月でこんなに変化が

すすきを撮影するため、野分過ぎたる10月上旬にも訪問。この頃はすすきも咲き始めで、まだ緑が高原いっぱいに広がっていた。観光客もハイキングを楽しむ人、撮影を楽しむ人など多くの人が訪れていた。湿原を歩けばハッチョウトンボやヤブ蚊が後を追ってきて、人も植物も動物の活動も活発。

img_9359%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc それからひと月経つと、この変わりよう。まだ2分咲きくらいだったすすきは枯れ、トンボどころか昆虫の姿が見えない。さくらや蝉だけでなく、四季を彩る美しい風景は、すぐに去っていくのだと痛感。この風景が見られるのも、あとわずか。ぜひ今週末の予定にいれてみて。

img_9631%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc img_9626%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc img_9522%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc img_9430%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc

砥峰高原
まるで油絵の世界度 ★★★★★
住所:兵庫県神崎郡神河町川上801-12

“Text:Taico,Photo:中川 直幸”







  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. 年下ヒーローと「ハブァ ナイストリップ」少年-酔いどれ譚
  2. 新年のツキがちょっと良くないぞという時の気分転換にパワースポット「竹生島」クルー…
  3. 京都市内から約2時間天橋立に行ったら、ぜひ宮津のソウルフード「カレー焼きそば」を…
  4. 喧騒を忘れて紅葉ウォークを楽しめる市内の穴場スポット「宝ヶ池公園」
  5. カシオレをオーダーする男-酔いどれ譚 十三杯目

関連記事

  1. タビ・アソビ

    「海賊とよばれた男」聖地巡礼-日本の近代化を支えた国の重要文化財「舞鶴赤れんがパーク」

    2016年公開の映画「海賊とよばれた男」の撮影で使用された台本やトロッ…

  2. タビ・アソビ

    バーベキュー、ダム、温泉、プール、日吉ダムで秋のレジャーを楽しもう!

    京都府南丹市にある「日吉ダム」が、家族で遊びに行っても、デートでも、友…

  3. タビ・アソビ

    大阪の海は悲しい色やね-堺泉北臨海工業地帯の夜景を見ながら「さよなら」を捨てに行こう

    クリスマスは恋人と、なんて習慣はバブルと一緒に消えてしまったのかもしれ…

  4. タビ・アソビ

    日本一大きな鳥居は平安神宮ではなく、神が舞い降りた地「大斎原」の大鳥居

    京都の街なかでひと際目立つ平安神宮の大鳥居。てっきりあの鳥居が日本一大…

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

3人の購読者に加わりましょう

  1. タビ・アソビ

    文献史上最古の「羽衣伝説」。神秘的な天女の逸話を感じながら、沈むような深い青色の…
  2. コト

    本好きの人が集まる「一箱古本市」が京都烏丸五条近くのコワーキングスペース「京創…
  3. タビ・アソビ

    京都市内から電車で約2時間-誰でも綺麗な写真が撮れる関西空港でロマンティックな夕…
  4. コト

    街を照らす穏やかな暮らしの灯り感じる「都ライト」がスタート
  5. タベモノ

    ゾンビ映画を撮影するのにおすすめ-和歌山にある浜辺の廃墟カフェ「Bagus(バグ…
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。