関西に数あるパワースポット。その効果は嘘か真かわからないけれど、ネットではその地を訪れた人の書き込みが多数。急にいい仕事が舞い込んだ、恋人ができた、という「それはあなたが頑張った結果です」というものから、病気の進行が止まったや、生き別れた兄弟と出会った、など神ってるとしか思えないものまで、様々なご縁を結びつけてくれると話題。本日はそんなパワースポットをいくつかご紹介。京都から車で2時間半以内で行ける場所ばかりなので、週末を利用して新しいパワーに触れてみて。ちなみに鞍馬寺を訪れた私は、帰り道がやたらと空いていた、というパワースポットの恩恵を受けております。
1.京都で最も有名なパワースポット「鞍馬寺」
ここは力が強すぎて、目眩を起こしたという人や、下山するまでなぜか笑いが止まらなくなったという人まで様々な都市伝説がある場所。その強すぎる力は、良いのか悪いのか判断などできないけれど、とにかくなにかある場所。自分を大きく変えたいなど、そんな気持ちで行くと良いかもしれません。ちなみに、奥の院から貴船神社に抜ける山道では、どうやったらこんな風に曲がるのか、と疑問に思うほど木がぐにゃんぐにゃんに曲がっている場所があり、たしかになにかありそうな気配がぷんぷん。比較的なだらかな道なので、時間がある人はぜひ貴船に抜けてみて。※リンク先の記事は初寅大祭のもの。
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鞍馬寺 初寅大祭
年始めの寅の日 ※前夜祭は寅の日前日の21時からスタート。
住所:京都市左京区鞍馬本町1074番地 鞍馬弘教総本山鞍馬寺
ケーブル運行時間:始発/山門駅(上り)・・8:40,多宝塔駅(下り)・・8:45
終発/山門駅(上り)・・16:30(1~5月・9~12月)・・17:00(6~8月),多宝塔駅(下り)・・16:35(1~5月・9~12月)・・17:05(6~8月)
入山料:大人300円、ケーブル片道大人200円,小人100円
2.神様が舞い降りたとされる地-和歌山県「大斎原(おおゆのはら)」
ここは神が降り立った地と言われており、古来から神聖な場所だったとか。平安時代になると、「浄土への入口」とされ、行って帰ってくることは死と再生を意味し「よみがえりの聖地」と呼ばれたという。相当な信仰を集めていたようで、皇族や貴族が、わざわざ京都から足を運んでおり、室町時代には武士や庶民ですら訪れたのだとか。
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大斎原
神聖な力を感じられる度 ★★★★★
住所:和歌山県田辺市本宮町本宮
駐車場:あり(無料)
3.日本でも指折りのパワースポットだそう奈良県「大神神社(おおみわじんじゃ)」
神社には神様が祀られている本殿があるのだけれど、ここは三輪山という山自体が神体とされているため本殿が無いのだとか。それゆえ拝殿から神体を仰ぎ見る古神道という形態をとっているそう。祀られている「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」は蛇神で、水神や雷神としての性格を併せ持ったとか。稲作豊穣や、疫病除け、酒造などが強い信仰を集めているそう。
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大神神社
住所:奈良県桜井市三輪1422
駐車場:無料※数カ所あり
HP:http://oomiwa.or.jp/
※神体三輪山の登拝は受付14時まで。有料
4.水みの中にある鳥居も美しい滋賀県「白髭神社」
京都から大原を越え、堅田から国道161号を北上していくと見えてくる琵琶湖の中に立つ大鳥居。近江最古の神社とも言われる「白髭神社」の鳥居で、写真好きの間でも有名な絶景スポットだそう。またこちらの神社にある「岩戸社」付近はパワースポットにもなっているそうで、琵琶湖で鳥居を撮影して、山の手の不思議なパワーを浴びるのがここ最近の楽しみ方だそう。
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白鬚神社
住所:滋賀県高島市鵜川215
駐車場:あり(無料)
HP:http://shirahigejinja.com/
5.所以のある偉人がズラリ京都の裏鬼門を封じる国宝「石清水八幡宮」
松下幸之助、エジソン、源頼義を筆頭に数々の偉人達との縁がある「岩清水八幡宮」。異文化との融合や、厄を払い勝負事に勝たせるなどのご利益が期待できる神社だけれど、パワースポットとしても有名。上院の南総門を抜け本殿へ続く道と本殿前や、男山山頂などは特に強い力があるそう。電車やバスの本数も多いので京都市内からのアクセスも至便。※詳細記事は「石清水祭」のもの。
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石清水八幡宮
■場所:京都府八幡市八幡高坊30 石清水八幡宮
■問い合わせ:075-981-3001
■HP:http://www.iwashimizu.or.jp/event/chokusai.html
今回紹介した場所以外にもまだまだスポットはたくさん。仕事が本格的に忙しくなると、訪れるのもひと苦労のはず。新しい年が始まったばかりのこのタイミングに強い気にたくさん触れてみて。
“Text,Photo:中川 直幸”