悪いことがあった人も、良いことばかり続いている人も、初詣はパワースポット巡りをしてみては。奈良県桜井市にある「大神神社」は、日本屈指と言われる強力なパワースポットだそう。パワースポットの影響なのかなんなのか、真偽のわからない不思議体験談がネット上には数知れず。そんな強力なパワースポットで、ぜひ初詣を。
日本屈指のパワースポット「大神神社」
日本全国にあるパワースポットの中でも、五本の指に入る強力な場所が、奈良県桜井市三輪にある「大神神社(おおみわ)」。とにかくパワースポットとして有名で、スピリチュアルな方々が「あそこはやばい」と話題にしたことから、多くの人が訪れるようになったそう。
大神神社はこんな神社
まず、本殿が無い。神社には神様が祀られている本殿があるのだけれど、ここは三輪山という山自体が神体とされているため本殿が無いのだとか。それゆえ拝殿から神体を仰ぎ見る古神道という形態をとっているそう。
祀られている「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」は蛇神で、水神や雷神としての性格を併せ持ったとか。稲作豊穣や、疫病除け、酒造などが強い信仰を集めているそう。
ここがパワースポット
そもそもパワースポットという言葉が使われだしたのは1990年代だそう。名のある超能力者が著書の中で使ったことが始まりと言われており、そこでは「大地のエネルギーを取り入れる場所」なのだとか。わかりやすく分類すると、森や滝などの大自然に囲まれている場所、電磁場のある場所、伊勢神宮などの龍穴と呼ばれる場所、霊山、寺社仏閣なのだそう。
では「大神神社」はどこがパワースポットなのかというと、まずは神体の「三輪山」。ここは登ることもできるそうですが、持っていけるものが決まっている上、時間も14時までに入山しないといけないとのこと。入山から下山まで3時間以内という条件が付くようです。かなりハードな道のりということらしく、登るならば靴も動きやすく底がしっかりしたものが良いかも。
また強すぎるパワーが溢れているため、大樹が茂る参道などエリア全てがパワースポットなのだとか。そして朝(午前9時頃)までに訪れると「気」を強く感じられるそうで、早朝に参拝をする人も多いそう。
恋人や会社の仲間などと訪れると、絆が強まるとも言われており、気になる人や職場環境を改善したい人はぜひ連れ立って訪れてみて。
また入山口近くには「薬井戸」と呼ばれるご神水が味わえる井戸があり、登ったあとにゴクゴクと飲むのが気持ち良いそう。万病に効くとも言われており、持ち帰る人も多いそう。
1月1日の午前1時からは奈良県でもっとも早く行われる祭り「繞道祭(にょうどうさい)」が行われるので、大晦日から年越し参拝をし、祭りに参加するのも一年の始まりとしては、縁起が良いかも。
大神神社
住所:奈良県桜井市三輪1422
駐車場:無料※数カ所あり
HP:http://oomiwa.or.jp/
※神体三輪山の登拝は受付14時まで。有料
“Text,Photo:中川 直幸”