タビ・アソビ

まるで風の谷伝説、一面を埋め尽くす曽爾高原のすすきがそろそろ見頃

その者、青き衣を纏いて、金色の野に降り立つべし。これはジブリ映画「風の谷のナウシカ」の中で、風の谷の伝説の一節です。金色の野のような場所が関西にあります。京都市内から車で約3時間、奈良県の「曽爾高原(そにこうげん)」です。

澄んだ空気と開放的な空間、高原リフレッシュがおすすめ

img_9199

奈良県の東北端、三重県との県境に位置する曽爾高原。室生赤目青山国定公園に指定されている佳景の場所です。夏には紫幹翠葉のすがすがしい高原風景が、そしてこれからの季節は、夕映えに金色の穂を揺らすススキが、目の前いっぱいに広がる幻想的な風景が楽しめます。下道でいっても京都市内から車で3時間以内で、近くには香落渓や赤目の絶景にも好アクセスなので、紅葉を楽しむにはおすすめ。最高部からの眺めも素晴らしいものです。

img_9264

高原の最高部へは途中まで階段があります。途中からは岩肌が見えるようなゴツゴツした場所になりますが、ここが見えたらゴールはすぐそこ。登り始めから20分から30分ほどで着きますので、高原を訪れた際にはぜひ登ってみてください。

img_9267

高原のお亀池が小さな琵琶湖みたいに見える

img_9273

高原の中心部には「お亀池」と呼ばれる池があります。最高部から確認すると小さな琵琶湖みたいで親近感が湧きます。

この池にはちょっとよくわからない伝説があるのでご紹介。

昔、太良路に住む若者が、お亀という美人と結婚。しかし、お亀は子どもを産んだ後、実家へ帰ってしまいます。子どもが夜泣きをするので、若者はお亀に乳ををもらいに出かけたところ、お亀池までお亀がやってきて一度だけ乳を与えてくれました。しかし、その後もたびたび夜泣きをするので、また乳をもらいに行くと、怒ったお亀が大蛇となり、このお亀池に現れたといいます。

なぜ大蛇に、なぜ怒ったの、なぜ出て行ったの、など数々の疑問が抱かずにはいられない伝説が残っています。余談でした。

最後に最高部からの眺めをご紹介。道が舗装されているため車でのアクセスも容易なので、恋人や友人とドライブついで遊びにいくのもおすすめです。

img_9271

曽爾高原
秋になるとナウシカ気分が味わえる度 ★★★★★
■住所:奈良県宇陀郡曽爾村太良路曽爾高原
■駐車場:600円

“Text,Photo:中川 直幸”



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. 本好きの人が集まる「一箱古本市」が京都烏丸五条近くのコワーキングスペース「京創…
  2. 「星のブランコ」に行ったらランチでも紅葉が楽しめる森の中のカフェレストラン「おじ…
  3. インド出身のシェフが作るカレーラーメンは健康的でお腹もいっぱい-北大路烏丸「EA…
  4. 滋賀県の絶景「近江の厳島」湖中大鳥居は縁起の良いパワースポット
  5. 『くるみの木』石村さんプロデュースの奈良『鹿の舟』のカフェ『囀(さえずり)』のス…

関連記事

  1. タビ・アソビ

    ススキにも負けない銀色の夕景-琵琶湖最大の内湖「西の湖」のヨシの花が見頃

    滋賀県東部、琵琶湖最大の内湖「西の湖」のヨシの花が見頃に。ススキや荻に…

  2. タビ・アソビ

    日本の近代化を支えた兵庫県の鉱山開発-不夜城と呼ばれた東洋一の廃選鉱場「神子畑選鉱場跡」を巡る

    兵庫県、生野の山の奥深くに「鉱石の道」と呼ばれるエリアがある。明延から…

  3. タビ・アソビ

    雨音をBGMに、兵庫篠山の廃校リノベーションカフェでゆったりと

    古くなった古民家や廃校を再利用し、アトリエやカフェに。今、若いオーナー…

  4. タビ・アソビ

    関西の穴場絶景-湖に浮かぶ神社、夕日に燃える兵庫県「銀山湖」

    天空の城として、一気に知名度が上がった竹田城の近くには、まだいくつかの…

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2人の購読者に加わりましょう

  1. タビ・アソビ

    奈良十津川村、断崖絶壁から絶景をのぞむカフェ「瀞(どろ)ホテル」に圧倒される
  2. キブン

    京都の今日を知る「きょうは何の日」-12月13日は「事始め」
  3. コト

    高台寺秋の夜間特別拝観がスタート-ライトアップのテーマは「輪廻」
  4. タビ・アソビ

    金運が上がると人気の『御金神社』で実際に宝くじに当たった人は何人くらいいるのか
  5. タベモノ

    「星のブランコ」に行ったらランチでも紅葉が楽しめる森の中のカフェレストラン「おじ…
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。