琵琶湖花火大会の日は、人がひしめき合う滋賀県大津市の「なぎさ公園」。普段は夜ともなればほとんど人がいなくなり、ジョギングや犬の散歩をする人がちらほら。特にしんと静まりかえる石山方面からは、対岸の559号線沿いに軒を連ねる商業施設やホテルの光がキラキラと湖面に反射し、フォトジェニックな風景が浮かぶ。写真に映えることはもちろん、京都から気軽にいけるデートスポットとしてもおすすめのスポット。
華やかな夜景と寂しい夜景の両方が撮れる

なぎさ公園,夜景
この場所の夜景がおすすめなのは、華やかさと寂しさを感じる二つの夜景が一度に撮影できることです。
商業施設やホテルが並ぶエリアに焦点を合わせると華やかに感じます。近江大橋(琵琶湖大橋じゃないです)に焦点を合わせると、光がほとんどなくもの哀しい印象を受けます。
この2つが一度に撮影できることってなかなかなくて、しかもどちらも画になる。雲が出ているとなおのこと空の表情が掴めて良いかもしれません。
上記の写真は寂しい印象。下の写真は華やかな印象です。
フォトジェニックな場所ですので、ストロボを持参してスローシンクロの写真を撮っても綺麗でしょうし、スローシンクロを利用して恋人と一緒にインスタ用の写真を撮影しても楽しいかもしれません。

なぎさ公園,夜景,華やかなイメージ
湖岸なぎさ公園
住所:滋賀県大津市なぎさ公園
駐車場:有料
“Text,Photo:中川 直幸”