タビ・アソビ

いま行きたい信楽:ADCグランプリを受賞した「KIKOF」の制作現場、『丸滋製陶株式会社』

伝統工芸を現代の感性で解釈し、新しい価値観を生み出す。2015年の東京アートディレクターズクラブ主催のADC賞でグランプリを受賞した「KIKOF」。それを制作している『丸滋製陶株式会社』の現場を紹介。

琵琶湖のいち日の景色を現した作品

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まるで紙を折って組み上げられたような、曲線を排したデザインの「KIKOF(キコフ)」。制作する『丸滋製陶株式会社』と、デザイナーKIGIの植原亮輔、渡邉良重が手がけた作品で、2015年のADCのグランプリを受賞。約8,000点の中からグランプリに選ばれただけあって、めちゃくちゃかっこいい。

直線的なデザインだけれど、妙に温かみを感じるのは、土からできた陶器ならでは。「琵琶湖は大きな器である」というコンセプトで作られたそうで、派手な色使いはなく、用意された4色の食器はどれも、淡く優しい色合い。朝の青、昼の白、夕方のピンク、夜のグレーを現しているそう。

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KIKOFに込めた思い

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滋賀県のモダンな伝統工芸品を広めようというプロジェクトである「Mother Lake Products Project」が発祥となった「KIKOF」。その第一弾が『丸滋製陶株式会社』の食器。

琵琶湖は大きな器から、”器””湖”でキコ、そしてそこから自由に発展していく、「Free」「Future」などの意味を「F」に込めたそう。

器の中には670,25という文字が刻まれているけれど、これは琵琶湖の面積を現しているとか。生活の中にある琵琶湖をぐっと身近に感じられる粋なデザインが素敵。これから多くのカフェやレストランなどで目にすることが増えてきそう。

現場で働く人はみんないい人

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ろくろを回す職人さん。仕事中にも関わらず、快く取材に協力してくださいました。ここから生み出される作品のように、温かみのある人柄は、こちらの社風のよう。

こちらでは、KIKOFの他に生活の中にある陶器作りをメインに、手洗い鉢や照明、傘立てなどを制作。1階部分はすべて作業場でギャラリーは2階。そこで、KIKOFを始めこちらで制作された作品に出会える。スピーカーも陶器で作っていたのには驚きました。

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ショップデータ
丸滋製陶 株式会社(まるしせいとう)
■電話:0748-82-0033
■住所:滋賀県甲賀市信楽町長野953
■営業時間:9:00〜17:00
■定休日:第2土曜、日曜、祭日、年末年始
■駐車場:1〜2台
■HP:http://www.shigaraki-marushi.com/
※商品のインターネット販売はなし

“Plan,Coverage:Jumbo、Text,Photo:中川 直幸”



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