関西の夜景スポットは数あれど、華やかな港町の夜景を楽しめるのは神戸だけではないでしょうか。山が色づき始めた近頃は、特に人も少なく神戸の夜景を独り占めできる絶好のチャンスです。恋人と一緒に、周りを気にすることなく、ロマンチックな写真を撮影してみましょう。
ポートアイランドは撮影スポットのオンパレード
本州とポートアイランドをつなぐ神戸大橋。10月の18時30分頃に撮影したのですが、真っ赤な神戸大橋が美しすぎます。※すみません。リードに夜景を独り占め、とか書きましたが、釣りを楽しむ人はおられます。釣りは釣りスポットがあり、そこでは、光る浮き?を海に投げ込む方達が大勢おられ、それはそれでちょっと幻想的な雰囲気を楽しめます。
神戸の街の光が背景でキラキラ、神戸大橋の光は海面に反射され海もキラキラ、実際にカップルがいたのですが、海に向かって佇む感じは90年代のトレンディードラマのワンシーンを見ているようでした。
また、神戸大橋の本州側とポートアイランド側から、強い光の柱が2つずつ伸びていて、空でひとつに集まります。この日は撮影できなかったのですが、曇りの日とかは綺麗に、ひとつに集まっている写真が撮れるのではないかと思われます。
なぜか思い出す、悲しい色やね
「大阪の海は、悲しい色やね。さよならをみんな、ここに捨てにくるから」なぜか、この歌詞が思い浮かんだのですが、とにかく人がいない。18時30分ですよ。もしかしたらこれから賑わうのかもしれないのですが、釣りんちゅだけですよ、それも釣りスポットに集まっているだけ。
ポートアイランドから、できた当時の活気がなくなっており、テナントは空いたまんま。地元人も少なく、観光客は本州で十分。今ポートアイランドに行くのはIKEAとアーティストのライブなどのイベントの時だけ。ちょっと街の魅力として少ないのですが、皮肉にもそれが絶景を思う存分楽しんでセルフィーなども撮影できる穴場みたいになっています。
本州側から見た神戸の海は、楽しい色なのですが、ポートアイランドから見た神戸の海は、対岸の華やかさとは裏腹に、悲しい色でした。
ただし、絶景は絶景ですので、思う存分楽しめると思います。たまにさよならを捨てにきてもいいかもしれませんね。
ポートアイランド北公園
トレンディードラマ撮影できそう度 ★★★★★
■住所:兵庫県神戸市中央区港島2丁目
■駐車場:有料
“Text:Taico,Photo:中川 直幸”