タビ・アソビ

京都から2時間、関西屈指の秘境風の通り道『河内風穴』で今夏最後の涼を!

京都から車で2時間。電車ではまず行くことができない、風の通り道『河内風穴』で今夏最後の涼を楽しむべし。山の中の小さな洞窟を一歩中に入るとひんやりどころではない、アウター必須の「ここだけ冬じゃないのか」と思えるほど寒い鍾乳洞がある。

ライトが照らし出す広大な風の通り道

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数多く存在する関西の秘境。その中でも鍾乳洞として確認済みの総面積が1,500平米を超える巨大なものはここが一番だとか。内部は4層構造になっていて、高さ1mほどの狭い入口から中に入っていくと、バスケットコート3面分はあろうかというスペースが広がっている。

まず目に飛び込んでくるのが、ごろごろ転がる大きな岩。その圧巻の景色は、冒険映画のクライマックスに登場しそう。さらに第2層から3層に向かう細いはしごは、傾きが90度はあるのではないかと思うほど急角度。少し濡れていることもあり、登るのは簡単だけれど、降りる時は足が震えてしまうほどスリル満点。この層では小さな鍾乳石も見ることができる。

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河内風穴入口。頭を下げないと入れない狭さ。




ひんやりを超えた寒さを感じる天然の冷蔵庫

「風の通り道」と呼ばれるだけあり、入口付近からは寒い風が吹き続けている。夏に訪れたのだけれど、出てくると持参したカメラのレンズが曇るほど外と中の温度差がある。ただ、風穴内は年中12℃程度で保たれているそうで、夏は涼しく、冬は暖かいとか。

嘘か真かわからないのだけれど、その昔、犬を4頭この穴に放ち入口を閉ざしたら、後日鈴鹿山脈を越えた三重県にある篠立風穴から出てきたそう。それが本当なら日本1、2を争う最長の洞窟ということになるのだけれど、文献には残っておらず口伝えなので、なんとも言えない。

また、周りには綺麗な清流も流れており、子どもが川遊びをしたり、猿が現れたりとなにかと楽しそうなので、ついでにアウトドアも楽しんでみるのもいいかもしれない。

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周りには綺麗な川が流れている。

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風穴に入るまではまさに秘境に続く道といった雰囲気。

エリアデータ
河内風穴
探検家気分で楽しめる度 ★★★★★
■住所:滋賀県犬上郡多賀町河内146
■営業時間:9:00~17:00(受付 ~16:00)/夏期 9:00~18:00(受付 ~17:00)
■定休:大雨・積雪時
■料金:大人500円、小人(5歳~小学生)300円
(団体30名以上大人100円 小人100円割引あり)
■駐車場:2時間400円
■問い合わせ:河内風穴観光協会
TEL:0749-48-0552

“Text:Taico,Photo:中川 直幸”




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