タビ・アソビ

京都から車で3時間超-岐阜の断崖絶壁の絶景「川浦渓谷(かおれけいこく)」がスリル満点

京都市内から車で3時間超。映画の舞台に酷似していることから一気に人気観光地の仲間入りをした岐阜の「飛騨高山」。岐阜には、ここ以外にも週末旅に訪れたい穴場が目白押し。これから火がつきそうな手軽にいける穴場をちょっとご紹介。

荒々しい岩と緑の川、森のコントラストが美しい「川浦渓谷(かおれけいこく)」

img_3785%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc

通称「モネの池」から車で30分ほどのところにある「川浦渓谷(かおれけいこく)」。左門岳、日永岳、滝波山などに囲まれた7キロほど続く渓谷は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれ、色とりどりの紅葉を見るため、秋頃はドライブをする人もちらほら。

img_3767

ただ美しいだけではなく、まるで巨人が大きな刀で山を切り裂いたような断崖の山景は壮観。遊歩道から覗き込んだ谷底は、40~50メートルの高さがあり足がすくむスリルが楽しめる。鮎やアマゴなど清流に棲む川魚も多く、川底が確認できるほど透き通った川はエメラルドグリーン。夏になると泳ぎたくなるけれど、遊歩道から川へ降りる道はなし。

img_3770 img_3793

どうしても川にいきたい場合は、近くの板取キャンプ場から板取川をおよそ500メートル泳がないと川遊びはできないそう。たまに岩が落ちてくることがあるそうなので、頭上にはご注意を。秋は紅葉、冬は雪、春はツツジ、夏は緑の四季の山景と、荒々しい断崖絶壁の「川浦渓谷(かおれけいこく)」で、自然が織りなす悠久の美を堪能して。

img_3773

川浦渓谷(かおれけいこく)
巨人が山を切り裂いたような絶景度 ★★★★★
住所:岐阜県関市板取杉原
駐車場:無料あり

“Text,Photo:中川 直幸”







  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ピックアップ記事

  1. 僕の上司-酔いどれ譚九杯目
  2. 三田の森の中にあるカフェ「吹上の森」で秋の訪れを感じよう
  3. どうしてもスープカレーが食べたくなったので京都円町の「かれー屋ひろし」へ
  4. 京都の今日を知る「きょうは何の日」-12月13日は「事始め」
  5. 京都のお土産で人と違うものを渡したい時は島原の菱屋「うすばね」がおすすめ

関連記事

  1. タビ・アソビ

    今行きたい信楽-京都市内から車で約40分の老若男女楽しめるスポット

    京都市内から車でおよそ40分。家族と一緒でも、友達や恋人と一緒に訪れて…

  2. タビ・アソビ

    大阪市内と京都市内を眺められる「大岩山展望所」は夜に行くと本当に怖い

    京都の南区と大阪の梅田周辺を眺めることができる、穴場の夜景スポ…

  3. タビ・アソビ

    大阪の海は悲しい色やね-堺泉北臨海工業地帯の夜景を見ながら「さよなら」を捨てに行こう

    クリスマスは恋人と、なんて習慣はバブルと一緒に消えてしまったのかもしれ…

  4. タビ・アソビ

    アクセス至難!人気のない雪化粧の熊川宿が美しい

    そこに山があると登りたくなるように、そこに雪があると、より高く積も…

  5. タビ・アソビ

    いま行きたい信楽:ADCグランプリを受賞した「KIKOF」の制作現場、『丸滋製陶株式会社』

    伝統工芸を現代の感性で解釈し、新しい価値観を生み出す。2015年の東京…

  6. タビ・アソビ

    「海賊とよばれた男」聖地巡礼-日本の近代化を支えた国の重要文化財「舞鶴赤れんがパーク」

    2016年公開の映画「海賊とよばれた男」の撮影で使用された台本やトロッ…

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

4人の購読者に加わりましょう

  1. タビ・アソビ

    兵庫県旧JR福知山線廃線跡ハイキング-生瀬駅(なまぜ)出発と武田尾駅出発の両方の…
  2. タベモノ

    週末はハーブの風香るレストラン『光の穂』でランチを
  3. タビ・アソビ

    大阪市内と京都市内を眺められる「大岩山展望所」は夜に行くと本当に怖い
  4. タビ・アソビ

    京都市内から車で約3時間半-「生野銀山」のアジト感たっぷりの関西の絶景
  5. キブン

    酒場で繰り返されるべき話:酔いどれ譚六話目
PAGE TOP
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。