タビ・アソビ

京都から車で3時間超-岐阜の断崖絶壁の絶景「川浦渓谷(かおれけいこく)」がスリル満点

京都市内から車で3時間超。映画の舞台に酷似していることから一気に人気観光地の仲間入りをした岐阜の「飛騨高山」。岐阜には、ここ以外にも週末旅に訪れたい穴場が目白押し。これから火がつきそうな手軽にいける穴場をちょっとご紹介。

荒々しい岩と緑の川、森のコントラストが美しい「川浦渓谷(かおれけいこく)」

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通称「モネの池」から車で30分ほどのところにある「川浦渓谷(かおれけいこく)」。左門岳、日永岳、滝波山などに囲まれた7キロほど続く渓谷は、飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれ、色とりどりの紅葉を見るため、秋頃はドライブをする人もちらほら。

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ただ美しいだけではなく、まるで巨人が大きな刀で山を切り裂いたような断崖の山景は壮観。遊歩道から覗き込んだ谷底は、40~50メートルの高さがあり足がすくむスリルが楽しめる。鮎やアマゴなど清流に棲む川魚も多く、川底が確認できるほど透き通った川はエメラルドグリーン。夏になると泳ぎたくなるけれど、遊歩道から川へ降りる道はなし。

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どうしても川にいきたい場合は、近くの板取キャンプ場から板取川をおよそ500メートル泳がないと川遊びはできないそう。たまに岩が落ちてくることがあるそうなので、頭上にはご注意を。秋は紅葉、冬は雪、春はツツジ、夏は緑の四季の山景と、荒々しい断崖絶壁の「川浦渓谷(かおれけいこく)」で、自然が織りなす悠久の美を堪能して。

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川浦渓谷(かおれけいこく)
巨人が山を切り裂いたような絶景度 ★★★★★
住所:岐阜県関市板取杉原
駐車場:無料あり

“Text,Photo:中川 直幸”







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