タビ・アソビ

京都を中心とした関西の2016年紅葉プレイバック-京都の穴場も紹介8選

多くの人が足を運んだ有名なエリアから、ゆっくり鑑賞できる穴場スポットまで、京都を中心に関西の紅葉スポットをご紹介。寺社仏閣で、緑の庭園や枯山水と紅葉のコントラストが楽しめる場所が多い京都では、交通が麻痺するほど多くの人が訪れる場所も多数。あまりの人の多さに、訪れるのを断念した人は、どんな雰囲気か確かめて。また紅葉が終わっても美しい場所も多いので、これからの京都観光の参考にぜひ。

美しすぎる庭園の緑と紅葉のコントラストが楽しめる「京都大原三千院」


春は梅や桜の花曇りが、夏は苔や緑の薫風が、秋は野山の錦が、冬は大雪の日の雪化粧が院内を飾る「京都大原三千院」。中でも秋は、カメラを片手にもみじ狩りを楽しむ観光客が多く訪れるそう。ただ、今はもう冬。庭園を粧う絶景を見逃した方へ、紅葉真っ只中の「三千院」の景色をお届け。
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京都大原三千院
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540拝観時間:3月-12月7日   8:30-17:00 (閉門17:30),12月8日-2月   9:00-16:30 (閉門17:00)
拝観料:一般:700円(団体30名以上600円),中学生・高校生400円(団体30名以上300円),小学生 150円
休館日:無休

穴場の中の穴場京都の北区「岩戸落葉神社」

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白川通りをはじめ、市内にはイチョウで有名なスポットがちらほら。「ここが京都市内ですか」と疑いたくなるような、北区小野郷の「岩戸落葉神社」も、そんなイチョウの絶景が楽しめるスポットのひとつ。神社があるのは、嵐山から奥へと30分ほど周山街道を進み、一本北に道を外れた清滝川添い。普段は美しい苔の庭が楽しめるのだけれど、これからの時季、というかいま。11月中旬から下旬にかけては、黄色いイチョウの葉の絨毯が境内一面を彩るそう。
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岩戸落葉神社(いわとおちばじんじゃ)
住所:京都市北区小野下ノ町 170

アクセス至難の紅葉の絶景京都上桂川「もみじの土手」

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流域によって呼び名を変える淀川水系の一級河川「桂川」。観光客で賑わう嵐山では渡月橋を境に、下流を「桂川」、上流を「大堰川」と呼び、少し上がって亀岡までを「保津川」と呼んでいるそう。それより上流の「桂川(園部近辺)」「上桂川」へは、電車網も行き届いておらず、車やバイクでのアクセスが主体になるゆえ観光客は激減。京北町の「上桂川」では、ツーリングを楽しむ人と、キャンプやバーベキューを楽しむ家族連れがちらほら見える程度。だけれど、自然豊かなこの場所には、秋が深まると土手に一定間隔でもみじが並ぶ穴場絶景ポイントが現れるそう。
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栃本の堤のもみじ
絶景を独り占めできる度 ★★★★★
住所:京都府京都市右京区京北栃本町

重要伝統的建造物群保存地区で楽しむ穴場の紅葉「あだし野念仏寺」


清滝トンネルから、細い道を下がっていくと見えてくる「一之鳥居」。そこを抜けると、茅葺の建物や町家風の家屋の風光明媚な町並みが現れ雰囲気もガラっと変わる。紅葉の時季には多くの人が足を運び、昔ながらの風景と紅葉のコントラストを楽しむそう。中でも「化野念仏寺」の境内にある苔と紅葉、そして「西院の河原」にあるおよそ8000体の石仏の光景を眺めに訪れる外国人観光客も多いとか。今回はそんな「あだし野念仏寺」の紅葉をプレイバック。
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あだしの 念仏寺
住所:京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
電話:075-861-2221
開門:9:00-16:30(受付終了)※12・1・2月は15:30に受付終了
駐車場:なし※近くに有料Pあり
拝観料:大人500円、中学、高校生400円、小学生以下(保護者同伴に限る)無料
HP:http://www.nenbutsuji.jp/index.html

日本とは思えないような景色にみとれる滋賀県高島「メタセコイア並木」


滋賀県の紅葉と聞けば3本の指に入るほど人気となった高島の「メタセコイ並木」。一直線に伸びる約2.5キロメートルのロードサイドを、500本ほどのメタセコイアがオレンジ色に彩る。訪れたのは、もうだいぶ葉が落ちた12月の上旬。車道は整備されていたものの、歩道はオレンジの絨毯が敷き詰められていた。家族やカップルなど多くの人で賑わっており、中にはサンタクロースの衣装に身を包んでツーリングを楽しむバイカーもみられた。そんなメタセコイア並木をプレイバック。
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メタセコイア並木
住所:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
駐車場:マキノピックランドの駐車場が無料で利用可

眼前に広がる圧巻の紅葉兵庫県「長谷ダム」

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紅葉のピーク到来で観光客でごった返す町なかから抜け出して、ゆっくりともみじ狩りを楽しもう。市内から兵庫県に向けて、車で山道を走ること約3時間30分。すすきで有名な砥峰高原の手前にある、兵庫県で最大級の高さを誇る「長谷(はせ)ダム」は、スリルと紅葉の感動を同時に楽しめるのでおすすめ。(※県内には「長谷」と書いて「ながたに」と読むダムもあるのでお間違いなく)
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長谷ダム
電話:0790-35-0888
住所:兵庫県神崎郡神河町長谷
営業時間:門の開閉時間は約10:00-17:00※変わることがあるので要確認

比叡山が美しい京都北山穴場紅葉スポット「宝ヶ池公園」

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京都市の北部に位置する「宝ヶ池公園」は、江戸時代に農業用のため池として作られた人工池。名前の由来は諸説あり、深刻な水不足に悩まされていた松ヶ崎にとっては、ため池が宝のように感じられたことや、池の形が分銅形でお金に例えられたことなどが有力だとか。そんな「宝ヶ池」は今も市民から重宝されており、普段は小学校の課外授業で使われたり、野鳥の観察や散歩、マラソンなど、レクリエーションを楽しむ市民が多く利用している。
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宝ヶ池公園
住所:京都府京都市左京区上高野流田町8
入園料:無料
駐車場:510円

鏡のような池に紅葉が反射する京都嵐山「広沢池」

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鏡のように空を写すボリビアの絶景「ウユニ塩湖」。地球の反対まではなかなか行けないけれど、市内にあったら行ってみたいのでは。春は桜、秋には紅葉の名所として人気の高い「広沢池」は、本家ほどの広がりはないけれど、池全体の水位が低く波も少ないため、池面に空が映る「コンパクトなウユニ塩湖風」景色が楽しめる。
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広沢池
手軽に絶景に出会える度 ★★★★★
住所:京都市右京区嵯峨広沢町
駐車場:なし

絶景としても楽しめる京都を中心とした紅葉スポット。穴場も多いので、雑踏を避けてゆったりと観光を楽しみたい人は訪れてみて。
“Text:Taico,Photo:中川 直幸”
 

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