12月23日は何の日かご存知でしょうか。そう、その通り京都の冬の風物詩「かぼちゃ供養」の日です。ハロウィンであれだけ、ハロハロウィンウィンしちゃった人は知っていてしかるべき。あの日、まち中に溢れかえったかぼちゃのおばけのランプ、その中身は?というと、そう今日、寺町三条にある「矢田寺」で行われている「かぼちゃ供養」の炊き出しになっているのです。という、訳ではもちろんない。
実際は無病息災を願う冬至のイベントだそう
ハロウィンのかぼちゃおばけのくり抜かれた中身と、12月23日に寺町三条の「矢田寺」で行われている「かぼちゃ供養」とはまったく関係はありません。すみません。そもそも宗派というか、宗教が違います。
では、「かぼちゃ供養」とはどういうものなのか。どうやら市場に並べられないかぼちゃを炊き出しとして提供したことがそもそもの始まりだそう。冬至の日にかぼちゃを食べると一年間無病息災で過ごせるのだとか。
参拝に訪れた人は、お参りをした後に、境内のバスケットボール3つ分はあろうかという大きなかぼちゃを撫でて、一年の無病息災を願うのだそう。ここの神社は、代受苦(だいじゅく)地蔵が祀られており、苦しみを代わりに受けてくださるありがたいお地蔵様。かぼちゃ供養の日にお願いすればその効果も大きくなるかもしれませんね。イベントは本日だけですが、お地蔵様はおられますので、ぜひ訪れてこれから一年間の健康を願ってみてください。
矢田寺 かぼちゃ供養
住所:京都市中京区寺町通三条上る
期間:12月23日
時間:9:00-スタート
費用:無料
“Text,Photo:中川 直幸”