京都や近郊で行われたライトアップイベントで、定番のイベントをまとめました。普段は夜間公開していないお寺や、クリスマスまでの期間限定街なかイルミネーションなど、見逃したイベントも確認してみてください。
価格もリーズナブルで幻想的な雰囲気も楽しめる「京都府立植物園イルミネーション」
毎年開催される「京都府立植物園」のイルミネーションイベント。訪れた家族やカップルは、約10万個のLEDで幻想的にライトアップされた園内を、ベンチに座って眺めたり、写真におさめたりして楽しんでいた。またここのイルミネーションは映画「僕は明日、昨日の君とデートする」でも使用されているらしく、映画のシーンを真似て撮影する人もちらほら。
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京都府立植物園 イルミネーション2016
住所:京都市左京区下鴨半木町
期間:2016年28年12月16日(金)-12月25日(日)
入園時間:17:30-20:00(入場は19:30まで)
入園料:一般200円、高校生150円、中学生以下無料、70歳以上の方(要証明提示)と障害者手帳提示の方は無料(温室観覧料を含む)
駐車場:400円(イベント時間のみ1回)
ライトアップイベントの定番「嵐山花灯路」
すっかり京都の冬の風物詩として定着した嵐山の花灯路は、「思わず歩きたくなる路」をテーマに、2005年からスタート。2011年には来場者が100万にを突破し、海外からの旅行客も数多く訪れ、暖かく照らされた幻想的な古都の街を堪能していた。
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京都・嵐山花灯路2016
開催期間:2016年12月9日-12月18日
時間:17:00-20:30
駐車場:なし
街なかイルミネーションの定番「ロームイルミネーション」
正直、毎年そんなに変わらないのだけれど、およそ80万個の電球で、京都の街なかを幻想的な光で包むローム様のイルミネーションはやっぱりすごい。11月24日から12月25日のひと月の間、16時45分から22時まで、音楽もかけながら毎日。土曜日や休みの日には家族連れのために、子どもが喜ぶイベントを開催したり、大学生のアカペラコンサートまでやってくれる。みんな知っているかもしれないけれど、みんな大好きなロームイルミネーション2016を、とりあえずご覧あれ。
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ロームイルミネーション2016
企業としての美しい姿勢がイルミネーションに表れている度 ★★★★★
住所:京都市右京区西院溝崎町21
点灯時間:16:45-22:00
期間:2016年11月24日-12月25日
入場料:無料
駐車場:なし
空に溶け込むようなガラスの茶室が幻想的「青蓮院門跡 青龍殿ライトアップ」
京都東山にある天台宗の『青蓮院(しょうれんいん)』で2016年10月28日から秋のライトアップイベントがスタート。こちらは京都市内を一望できる絶景エリアで、昼も夜も老若男女幅広い層で賑わう。また境内の「青龍殿」は、ガラスの茶室で一躍有名になった京都の新たな観光名所。夜は街明かりをキラキラと反射する幻想的な雰囲気が楽しめる。
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青蓮院門跡 青龍殿
夜間特別拝観 期間2016年10月28日-2016年12月4日
時間:17:00-21:30
拝観料:大人500円、中学・高校生400円、小学生以下無料
住所:京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28
※三脚の使用は可能
プロジェクションマッピングが庭園を彩る「高台寺 夜間特別拝観」
秀吉の正室ねねが秀吉を弔うために建立した寺として有名な、京都市東山の高台寺で、秋の夜間特別拝観がスタート。輪廻をテーマにしたプロジェクションマッピングには、こちらが所蔵する「百鬼夜行絵巻」の赤鬼や妖怪、開山堂の天井画に描かれた竜などが次々に登場。「波心庭」の白砂や勅使門に、幻想的な死後の世界が表現された。
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高台寺 夜間特別拝観
住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526番地
拝観料:600円
※プロジェクションマッピングは日没後からスタート
ぼんやりとした灯りに心和む『妙心寺 東林院 「梵燈のあかりに親しむ会」』
京都市右京区の花園エリアにある日本最大の禅寺「妙心寺」。昔あった公卿の邸の庭には、四季折々多彩な花が咲いたことから、花園と呼ばれるようになったという。妙心寺の塔頭には、綺麗な花を咲かせる塔頭がいくつもある。沙羅双樹で有名な「東林院」はその代表格だろう。ここは半年に一度ほど一般公開されており、現在10月16日までは、夜間の特別拝観が開催されている。
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妙心寺 東林院 「梵燈のあかりに親しむ会」
■入山料:500円
■住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町64
■電話:075-463-3121
■開催期間:2016年10月7日〜10月16日
■時間:18:00-21:00(入山20:30ラスト)
■駐車場:あり
■HP:http://www.myoshinji.or.jp/
注意事項-三脚使用不可。一脚使用可。
輪廻転生をプロジェクションマッピングで表現「西本願寺 ライトアップ」
正式名称「龍谷山 本願寺」。浄土真宗本願寺派の本山で、近くにある真言宗の「東本願寺」と区別するため、「西本願寺」と言われている。宗祖は「他力本願」で有名な親鸞聖人。その教えは、阿弥陀如来の力により、念仏を唱える、信心深い人生を歩んだ後は、だれもが浄土で仏になれるというもの。2016年10月1日から行われている「伝灯奉告法要」に合わせたライトアップイベントは、その教えを体現したような、念仏を唱えなくても、だれでも極楽浄土を体験できるようなイベントになっていた。
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西本願寺
極楽浄度 ★★★★★
■期間:ライトアップ期間2016年10月1日〜10月10日まで
■時間:18:30-21:30
■住所:京都市下京区堀川通花屋町下ル
■駐車場:この期間はなし。
■HP:http://www.hongwanji.or.jp/
■料金:大人500円、小中高生300円(募金として)
地域を盛り上がるイルミネーション
亀岡の「ききょうの里灯り」がリニューアル「夢ナリエ」
亀岡の「谷性寺」内にある「ききょうの里」で行われてきた紅葉のライトアップイベント「ききょうの里灯り」が、昨年亀岡市の市政施行60周年を記念して行われた「KOi冬さくら」のイルミネーション企画とコラボし「夢ナリエ」と名前を変えてお目見え。2016年11月12日にスタートに向け試験点灯が行われた。
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夢ナリエ
開催期間:平成28年11月12日(土曜日)-12月25日(日曜日)※雨天中止
住所:京都府亀岡市宮前町猪倉土山39
開園時間:18:30-21:30(※21:00最終受付)
※中学生以上は入園時に開催協力金の500円が必要
問い合わせ:JR亀岡駅観光案内所/0771-22-0691(9:00-17:30)
(一社)亀岡青年会議所/0771-24-0061(9:30-15:30※土日祝を除く)
学生たちが歴史ある街並みを幻想的に演出「都ライト」
京都市内を中心とする大学生の有志による「都ライト」の2016年のイベントが11月11日からスタート。職住一体の町家から漏れ出す、生活の暖い灯りを表現するため、外観をライトアップするのではなく、家の中から外に綺麗な灯りが漏れ出すように光をレイアウト。街行く人も足を止め、スマホでパシャリとしたくなる、美しい街が演出されている。
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都ライト’16
開催期間:2016年11月11-13日
住所:上七軒、浄福寺大黒町エリア
時間:HPからそれぞれのイベントの詳細を要確認
HP:http://miyako-light.anewal.net/
“Text,Photo:中川 直幸”