手羽先、味噌かつ、ひつまぶし、派手な結婚式、トヨタ、ケッタマシン。海外の人が日本と聞いてイメージする「富士山、芸者、寿司、忍者」のように、先に述べた愛知県を連想させる単語は、定番すぎて今の愛知県のイメージとは少しずれているのかも。京都から車で3時間ほどで行ける愛知県には、まだ広く知られていない魅力が満載。絶景、癒し、海の幸。今回は、週末旅で訪れたい愛知のスポットを少しご紹介。
とりあえず島にいってイルカと戯れて
京都から車でおよそ3時間。愛知県知多(ちた)半島の三河湾に浮かぶ日間賀島(ひまかじま)は、島の一周約6キロの小さな島。日帰り、または1泊2日の小旅行であっても、海の幸を堪能し、ゆったりとくつろげるので、普段慌ただしい生活を送っている人も気軽にリフレッシュできそう。
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日間賀島までくるま旅データ
気軽に非日常体験度:★★★★
■アクセス:京都市内-名神高速-草津JCTで新名神-東名阪自動車道-伊勢湾自動車道-知多半島道路-南知多道路-豊岡IC-師崎港(船の高速タクシー3500円/大人)-日間賀島
※高速船は多数の会社が運営しており、往復2700円〜3500円
※車は港の駐車場へ
島に行ったら食べたい「たこ釜飯」
東港から徒歩8分ほどのところにある[たいかいろう東店]。一見海の家のようなこちらは、開店前から客が待っていることもあるほどの人気店。島の名物「たこ釜飯」「しらす丼」をはじめ、三河湾内の旬の海鮮料理を日替わりで楽しめるのがその理由だとか。
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たいかいろう東店
■住所:愛知県知多郡南知多町日間賀島東港
■電話:0569-68-3773
■営業時間:10:30-22:00
■定休日:木曜日
■HP:http://www.taikairou.jp/shokujidokoro.htm
かわいい鳥居がちょこんと海に
愛知県知多半島の南端から、伊勢湾に沿うように、少し北上したところに「つぶてヶ浦」という場所がある。すぐ近くにはビーチがあり、夏になると海水浴を楽しむ人たちで賑わうような場所なのだけれど、ここだけは人の気配がなかった。おそらく地元の人は見慣れているから行かない、ビーチで遊ぶ目的で来た人は見向きもしない、アクセスするには狭い道を通らないといけないので、車で行きづらい、国道からは見えづらい場所にあるので、ふらっと行けない、という理由から穴場の絶景となっているのだ。
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つぶてヶ浦
神々のスケールの大きな暇の持て余し方を感じられる度 ★★★★
■住所:愛知県知多郡南知多町内海小桝96
■駐車場:なし
“Text,Photo:中川 直幸”